こんにちは
情報発信担当の田畑です!
高校では先日マラソン大会があったので
今週のテーマは「長距離走」です。
と言いながら「走」ではなく「歩」の話を書きます。
高知大学には冬になると恒例のイベントがあります。
それは、「室戸貫歩」です。「室戸完歩」だったかな?
まーとりあえず高知大学朝倉キャンパスから室戸岬まで歩くんです。
その距離約90キロ!!
朝10時ぐらいに出て、ただひたすら歩きます。
よくわからないですが、歩くのは昔から好きで
途中でテンションが上がって、
気がつくと一緒に歩いていた友達を置いて走っていました、、
なぜ自分が走っているか
そもそも何故室戸まで歩こうと思ったのか
なぜこんなイベントがあるのか
次々と頭の中に浮かぶ疑問を
振り切ることもできず
悶々と自問自答しながら歩く走る
もしやこれがお遍路なのか?
なんて考えにたどり着いたときには日は落ちて
風が冷たく、そして強くなってきました。
室戸貫歩で敵だと言われているのは
風や寒さだけではありません。
高知方面から歩いて行くと
海沿いの道も多くあるのですが、
室戸岬(ゴール)らしい岬が見えます。
しかし、騙されてはいけません。
それは90%以上、室戸岬ではないのです。
手前に見えているただの名もなきボコッとしているところです
何度も何度もあそこがゴールではないかと思い、
そして現実を突きつけられ、また新しいゴール(これもゴールではない)
を目指しトボトボと歩き始めるのです。
もう最後らへんは足の感覚もなく、うめき声を上げながら歩いて
とうとう夜中の2時ごろにゴールしました。
未だになぜ歩いたのかは謎のままです。
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