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執筆者の写真【情報発信】田畑 勇太

農家にとっての台風


情報発信を担当している田畑です。


昨日は生徒たちがお月見と称して餅ついて食べてました。

餡餅と、ぜんざいときな粉とみたらしと、、

豪華な餅パーティー(略してもちパ)でした!!


さて、今回のテーマは「台風」ということで、

ワタクシ大学を出て、5年ぐらい農家をやっていたので

その体験を書き綴りたいと思います。


一つはハウスの中から見る台風について

ハウスでミニトマトを栽培していたので、

台風でハウスが壊されないように、前日や当日は作業をしていました。


そして、あらかた準備が整い

あとは家でのんびり、、とはいきません。


何ヶ月もかけて育てたトマトに何かあったら死んでも死にきれないので、

大雨&大風の中ハウスを見に行きます。


時々、台風被害のニュースでおじいちゃんが台風の中、田んぼを見に行って怪我をした

なんて報道がありますが、農家をやる前は「なんでやねん!」と思っていました。

しかし、農家をやってみると気持ちはとてもよくわかります。


と、そんなハウスの中から、その場から動くことが敵わないトマトたちと一緒に見た台風は

なかなか暴力的でした。

農家をやっていて度々感じる「自然には敵わん」をこの時も感じました。


もう一つ書きたいのは、

台風の前にトマトが赤くなるということです。


うちではトマトの収穫は一週間に2回行っていました。

大体、収穫の量は一定です。

しかし、台風の前は収穫量が1.5倍ほどになるんです。


あまり気に留めず、何年か過ごしていましたが

ふと思いました。

「わざとやってるんじゃない??」


よくよく考えてみると、何故トマトは赤くなるのか

それは動物たちに食べてもらい、種子を遠くに運んでもらうためです。

もう食べ頃だよー!美味しくなってるよー!と赤くなるのです。


もし、台風で実が落とされてしまったら、ミッションは達成されません。

(ハウスの中なんで、今の状況は台風も関係ないのですが)


天気予報も見れないトマトたちですが、台風が来るのを感知して

赤くなるんじゃないか!!と考えたのです。


思いついたときに鳥肌がたち、興奮しました!

そして、トマト栽培に詳しい元研究者の方に連絡をしてみると


「まぁそんなこともあるんじゃない」と言われました。


以上です!!

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