福岡の名産品といえば、豚骨ラーメンに辛子明太子、博多人形や博多織、いちごのあまおうや八女茶などが有名で、皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
そんな福岡ですが、実はたけのこの生産量が日本一なのはあまり知られていないかもしれません。北九州の合馬たけのこ(おうまたけのこ)として、関西地方では今でも最高級品として取引されています。
北九州の合馬地区で生産が盛んなのは、土壌がたけのこの栽培に適しているとされる粘土質の赤土なのが大きな理由です。
通常の農作物の栽培には適さない水はけの悪い土壌が、竹の栽培には最適で、北九州の竹林は市町村単位で日本一の栽培面積も誇ります。
実家も北九州ですが、家の裏山もやはり竹林で、毎年父親が袋いっぱいにたけのこを掘ってきます。
しかし、一番美味しい時期の合馬たけのこは、旬料理の本場、京都や関西の一流料亭で食べられ、実は地元にはほとんど出回らないそうです。
北九州の合馬たけのこを食べに、ぜひ関西に行ってみてください!笑
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