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執筆者の写真【塾講師】菅原 和仁

シュールレアリズム

こんにちは、燈心嶺スタッフのカズです。

今週のテーマは「芸術」です。

芸術の秋ですね。


正直なところ、あまり美術館などには行きません。そんなに興味が沸かないというのもありますが、一番はすごく疲れてしまうからです。なんかエネルギーを奪われる感じがするんですよね…

日本では古来より、長い年月を経たものは付喪神になり人をたぶらかす、といった言い伝えがありますが、西洋美術作品はなんだかそんな生優しいもんじゃない気がしています。作者や所有者達の強い想いでも宿って、やばいものにでもなってるんじゃないかと思いつつ。


そんなこんなで、見るよりかは描く方が好きだったりします。中学生の時は、クロッキー帳に絵を描いて提出すると美術の成績に加点されるという制度があり、時々描いたものです。決して上手いとは言えませんでしたが、それでも、独特の世界観を持っている、シュールレアリズム的だ、なんて褒めてもらえたことは、今でも嬉しい思い出として残っています。


しかし、今では何かを描くということは、てんでしなくなってしまいました。中学生の時は、ふとイメージ?情景?が頭に浮かぶことがあり、それを描き出していました。イメージとの乖離に、自分の画力の低さを悔んだりもしました。

学生の間は、授業の合間など手慰みに何かしら描いたりもしましたが、社会人になってからはそんなこともなく。


知っていることが、当たり前が増えすぎて、空想が広がらなくなってしまったのか。あるいはスマートフォンというツールのお陰で、余暇が無くなってしまったからか。

何故描かなくなったのか、もっともらしい事を考えてみましたが、結局は飽きただけかもしれません。

せっかくの芸術の秋、久しぶりに手慰みでもしてみようかな。








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