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執筆者の写真【塾講師】菅原 和仁

ろうそくの灯りで読書

どうも、塾スタッフのカズです。今週のテーマは台風。先日の台風14号にそこそこ影響を受けましたので、その日の話をしたいと思います。


実は、個人的にアロマキャンドルづくりをしています。廃棄になる柚子皮からアロマを抽出して、アロマキャンドルにしていきたいなーと考えています。それにむけた試作ろうそくが、家の至る所に転がっています。


2022年9月19日、台風14号の影響で何度か短い停電に見舞われました。風が強かったので雨戸を閉めていたため、夜の停電は部屋が完全に真っ暗になり少々ビビッてしまったのは置いておきつつ。とりあえずスマートフォンのライトで周囲をおもむろに照らしてみたのですが、すぐに試作のろうそくが目に留まりました。


安全に注意しつつろうそくに火を灯してみると、凄く明るい。正直くらいのは恐いので、試作ろうそくを使ったことはあっても、真っ暗な中で使ったことはありませんでした。結果、今回が初めての緊急時使用実験と相成りました。


暗い中での火は少し刺激的で、あまり直視はできませんでしたが、火の揺らぎを見ているとなんだか気持ちが落ち着いていきました。原始的、根源的な心地よさ、安心感の様なものがあるなーと、改めて思った次第です。


ただ、さすがに部屋全体を照らすようなものではありませんので、スマートフォンなどの画面を見ることは憚られました。視力が明らかに下がりそうなので。一先ずぼーっとしていましたが、だんだんと手持無沙汰になり、紙の本を読むことを決意しました。


自分と本との間に、小さめのろうそくを置き、読みました。火が近いのでちょっと熱いような気がしたり、火傷や本が燃えないように注意しつつ、読み進めていきました。ふと晴耕雨読という言葉が浮かんできて、電灯が普及する前は、こんな感じで皆読書していたのかなーと思ったり。


やろうと思えば簡単にできることではあるのですが、ちょっぴり非日常に感じる読書体験でした。




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