top of page
執筆者の写真【塾講師】大原 広資

2014

おはこんばんちは、ハラスです。

W杯が始まり、若干寝不足が続いております。(ブログを書いている今も4:00の試合が終わったとこです。笑)

今週のテーマは前々回のW杯が開催された年にちなんで「2014」です。

はて・・・2014年、私は何をしていただろうか・・・あまり記憶がないので(笑)、今週は2014という数字を用いて整数問題について解説してみましょう。



2014を素因数分解すると

となります。




問1.2014の約数の個数は?

(解)今回は約数が少ないので数えた方が楽そうですが、ちゃんと考えてみましょう。

上の素因数分解から

と表すことができ、a,b,cはそれぞれ0か1かの選択をできるので、

となります。


ちなみに、全てを書き出す場合、必ず以下のようにペアで考えていきましょう。(超大事)




問2.2014の約数の合計は?

(解)これも上に書いてあるのを足した方が速そうですが、上手くやりましょう。

例えば、2014の約数である19や1007は、当然、

のように表せます。なので・・・

という式を展開していけば全ての約数が登場してくれるはずですね。で、肝心の計算は()の中身ごとに計算します。つまり、

となります。





さて、ここまでは参考書にも載っているような基本事項なのですが、次はどうでしょう。




問3.2014の約数の逆数の合計は?

(解)えぇ?上に約数が書いてはいますが、それら全てを逆数にして足すなんて・・・

実はこの問題を解決してくれるのがペアなのです。上のペアの式の1つを変形すると、

とできますよね。つまり逆数に2014をかけるとペアが登場です。


求める値をSとすれば、

(今回は個数が少ないので書きますね。

ですね。)

となります。




問4.2014の約数の全ての積は?

(解)言わずもがな、ペアを考えれば、

となります。




ふー。ペアの考えを使う問題としてオイラー関数の話があったりしますが、今日はここまで!

閲覧数:15回0件のコメント

最新記事

すべて表示

【入寮面接】申し込み受付中![現中三生対象]

高知県立嶺北高等学校令和7年度入学者向け「嶺北研修交流学舎」入寮面接検査の申し込みを受け付け中です。 入寮面接の流れ ⓪ コチラ のページよりイベントを予約いただきましたら、二営業日以内にご登録のメールにてGoogleフォームをお送りします  ⇩...

【10/17更新】オンライン説明会情報

嶺北高校魅力化プロジェクトでは、地域みらい留学や嶺北高校進学を検討する、全国の中学生及び保護者の方を対象に、嶺北高校や寮塾施設、サポート体制や環境についてのオンライン説明会を週2回程度実施しています。 また個別相談や、説明会ではないイベント等も実施しています!...

Comments


bottom of page