こんにちは!
情報発信を担当しています。田畑です。
私は5年間ほど限界集落に住んでいました。
高知県大豊町の怒田(ぬた)集落です。
標高は500メートルを超え、朝起きると家の窓から雲海が見えるその集落では
住むまでは想像もできなかったような世界がありました。
夜、仕事が終わりのんびりすると携帯電話が鳴ります。
「おい、ちょっくらこいよ」
猟をやっているおじさんからの電話です。
すぐに車を走らせ、小屋に到着します。
そこには何人かのおじさんと、大きなイノシシが横たわっています。
私の役割はそのイノシシの毛をむしること
おじさんがお湯をかけると毛が取れやすくなるので、
かかった部分から急いで毛を抜いていきます。
そこからは、職人芸
颯爽と捌き
鍋に入れられ、グツグツと煮込まれます。
少し待っていると美味しそうな匂いが!
おじさんたちの
「誰が(銃で)仕留めたか」とか
「誰が失敗したか」
といった話を面白おかしく聞きながら
鍋にがっつきます。
そして、帰り際にはビニール袋にはいった大量の肉を頂き
後日、焼肉にするのです。
ちなみに、鍋は絶対食べきれないぐらい大量に作るため、
大きな鍋で持って帰らせられます。
次の日の朝、その鍋に麺をいれたラーメンがそりゃうまかったもの!
山でしか味わえない極上の一時でした!
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