こんにちは、燈心嶺スタッフのカズです。
哺乳類はマンション育ちのため飼ったことがありません。その代わり小さな生き物たちとはそこそこ触れ合った…と言えなくもない。
金魚やメダカは気づけば母任せに、カメを拾ってきたけど一晩中うるさくてリリース、捕まえたカブトムシもうるさくてリリース、育てたカブトムシはひと夏の思い出、カマキリやトカゲはバッタを捕まえてあげてたけど残酷過ぎて長続きせず、鈴虫はうるさくて一秋で終了。
そんな私が今でも仲良く暮らしているのが「くも次郎」です。いわゆる家グモのちいさいやつで、巣をつくらず自由に動き回って虫を食べてくれるので、心強い味方として我が家では重宝されています。「くも次郎」という名前は祖父が命名し、以来我が家では小さき家グモをくも次郎と呼び、見かけたら我々に踏まれないようにタンスの裏とかにリリースします。この祖父の命名が秀逸で、世の中では害虫扱いのクモを、気づけばカワイく頼れる存在として認識するようになりました。一人暮らしを始めた現在も、家クモが現れれば「お、くも次郎、いつもありがとう!」なんて声をかけたりしているのでした。
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